ニホンイシガメを見つけた
身近なカメと言われると、ミシシッピアカミミガメを想像する人が多いと思います。お祭りの屋台にいるミドリガメがこのミシシッピアカミミガメ。名前から想像できるけど、外来種です。2014年に環境省がミドリガメを特定外来生物に指定。
今回はこのミシシッピアカミミガメのせいで、準絶滅危惧種にまで追いやられたニホンイシガメを見つけました。
地元のダムに遊びに行ったら、日向ぼっこしていました。3匹いたので、準絶滅危惧種とはいえ、いるところにはいるんだなと思います。
2020.04.27撮影
ニホンイシガメとは・・・
動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 爬虫綱 カメ目 イシガメ科 イシガメ属(種:ニホンイシガメ)の準絶滅危惧種(NT)のカメです。日本の固有種で北海道と沖縄を除く日本中に生息します。オスよりもメスの方が大きくなり、最大甲長22cmまでなります。
この子の子ども達がいわゆる「ゼニガメ」です。子どもの形態が「銭」に見えるからついた別名だそうです。
タヌキ同様、外来種に追いやられて生息場所を減らしてはいますが、がんばって生存競争に勝ってほしいと思います。私も外来種をどうにかできないか、考えていこうと思います。
ただ、動物に罪はないのもまた事実。外来種問題は動物好きには悩ましいものです。
妖怪大好きいきもの図鑑 by 宇迦
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