ツバメに出会った
この時期になると、野生生物は出産ラッシュというか、孵化ラッシュですね。
昨日の更新ではオオカマキリの孵化シーンでしたが、今回はツバメです。
ただし、孵化シーンではなくツバメの子どもの写真ですが。
2020.05.11撮影
ツバメとは・・・
動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 鳥綱 スズメ目 ツバメ科 ツバメ属(種:ツバメ)の鳥類です。春から夏を日本で過ごしますが、9月中旬から10月の終わりになり気温が下がると、餌となる昆虫が少なくなる日本ではなく台湾やフィリピン、マレー半島、オーストラリアなど3000~5000kmも離れた南の国へ移動します。そのスピードは、時速45~50kmほど。途中で休みながらも、1日に最長で300kmも移動することが確認されています。太陽の位置を目印にしながら進路を定めているそうです。
面白いことに、日本を出発したときは集団で行動しますが、台湾以南に渡る場合はフィリピン近海でばらけて目的地に進んでいくそうです。
ツバメの巣ができると縁起がいいとはいいますが、糞害もすごいのでツバメが巣を作ったら撤去する場所もありますよね。ですが、ここには二つのツバメの巣がありました。下には段ボールを敷いて糞の対策をしていました。こういう光景を見ていると心温まります。
ちなみに、ツバメの天敵はカラスですね。ヒナを襲われたり、卵を襲われたりするそうです。また、スズメにも巣を乗っ取られることがあるそうです。あんなかわいらしい顔をしたスズメもそんなことするのか…
天敵から身を守るために人間の近くに巣をつくるツバメですが、その人間に巣を撤去されているのだから、どこか違う場所に巣をつくるように変化してくるのかなと思います。
今の時期の親鳥は、ヒナに必死に餌をやるために、何往復もしています。その姿を見たら、自分も頑張っていかなきゃと思いました。
妖怪大好きいきもの図鑑 by 宇迦
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