オオカマキリを見つけた

春らしい気候が続き、草がボーボーに生えている場所が増えてきました。

そんな場所にはたくさんのいきものがいて、私にとってはとても良い場所なのですが、自然から離れている現代人にとっては、何がいるかわからなくてとても嫌な(怖い?)場所だと思います。

しかし、そんな人が気にしない場所だからこそ、いきものの世代交代が連綿と行われているのかもしれません。

2020.05.09撮影

オオカマキリとは・・・

動物界 節足動物門 昆虫綱 カマキリ目 カマキリ科の昆虫です。

成虫は68~95mmになります。基本的にはバッタなどの虫を捕食しますが、実は鳥を捕食することもあります。中でも一番被害が多いのはハチドリだそうです…

蜜を吸ってるところをガバーッていくんでしょうね、きっと。

5月は写真のように卵が孵る時期です。オオカマキリの卵鞘(らんしょう)には2~300個の卵が入っているそうです。

出ている途中の子たちはイモムシみたいな形(写真上部)で、出てきてちょっとしたら足が見えるようになって(写真下部)、さらに時間が経つと小さいけど立派なカマキリになります(写真右上)。

出てから一時間も経っていないのに、もう鎌の掃除をしている個体もいました。

生まれた時からハンターなんだなと思いました。これが自然の不思議ですね。


妖怪大好きいきもの図鑑 by 宇迦

妖怪大好きいきもの図鑑

自然大好きな管理人が、妖怪や野生の動植物たちを紹介していきます。 一緒に自然の中に入った気分になったり、妖怪に興味を持ってみませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000